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そりゃね、あんまり長さも変わってないけどさ。

それでもアナタのために綺麗になりたいって思ったわけだしさ。

いちよぉ付き合ってるんだし。

気付いてくれたっていいじゃない・・・













「エージぃ〜♪オハヨーv」

〜〜〜♪おはよーにゃ。相変わらず今日もカワイイにゃ〜〜〜v」
言いながらの首に後ろから腕を回し、しっかり抱きつく菊丸英二。
けど菊丸英二に抱きつかれた側の少女・、菊丸英二の自慢の彼女、彼氏の言った台詞にご不満な模様。


「・・・変わらず?」
上目遣いに睨んでくる彼女を不謹慎にも“かわいい”とか思ってしまう。

、かわいい・・・じゃなくってっ、ど、どうかした?俺、なんか悪いこと言った??」

「・・・・・・別に。」

「え、ちょっ・・・!?」




それから俺は何故かに口聞いて貰えないんだ;

一日のかわいらしい声を聞けないなんて;

俺もう壊れちゃいそうだよ〜・・・











「英二先輩、先輩と喧嘩したんスか?」
こんなことを遠慮なく言ってくるのは1年生でも生意気ルーキー越前リョーマしかいない。
「うっるさいなぁ、おチビちゃんっ。喧嘩なんかしてないっつうの!!」
「そうなんスか。先輩、髪切ったんスね。色も少し明るくなったし。短めで俺好みっス」




「越前っ!!!」


がばっ。
はリョーマの後ろから思いっきり抱きついた。

「ああああ、越前っ!アンタってホントいいやつっ、カッコイイやつよねっっ、大好きよーーーーっv」


「え、ちょっ・・・、何ソレっ!?」
先輩・・・苦しいっス・・・」
「ああ、ごめん・・・どっかのバカ猫とは違うわーvね、越前、私と付き合わない?」
「いいっスけど・・・だって先輩、英二先輩と付き合ってるんでしょ?」
「ああ、問題ないわ。別れるから」



『別れる』


こんな言葉をさらっと言われたらさすがの猫・・・いやいや菊丸英二も黙ってられない。

「ちょっ・・・!!別れるってどーゆーことにゃ!!」
がしっとにくっついて離れないようしっかり腕を回す。

「やんっ・・・英二、離してよっ!!」
「嫌にゃ!!!」
「嫌にゃ、じゃないわよっ!!あんたみたいな、サイテー猫!!大っ嫌いなんだからーーーーーっ!!!」

ばしっと腕を跳ね除けてはその場を走り去った。




がびーん。

『大っ嫌い』・・・!?


「な、なんでにゃ・・・なんでにゃ・・・俺何したのにゃ・・・」
「・・・まだまだだね」
「にゃっ・・・おチビ、何か知ってるにゃ・・・!?」
「・・・さぁ?自分で考えてください」

「・・・越前くんがあんなにはっきり言ってたのに、英二はホントにわかんないわけ?」



後ろから冷静な声をかけるのは青学No.2と言われる不二周助そのひと。

「不二〜・・・」
「大体ね、女性が着飾っているのに感想の一つも言えないなんてサイテーだよ。彼氏失格。」


着飾ってるのか、アレは。まーそういうことでいいか。
不二はそれだけいうとその場を去っていった。




















!!!!!」


つーん。


「ねー。〜〜〜・・・」


つーん。


ちゃ〜〜ん〜〜〜・・・」










「・・・・・・えいじは。」


ぽつん。


「にゃっ!?」


数時間ぶりの愛しいの声・・・。




「えいじは。アタシのことなんてホントはどーでもいいんでしょ・・・」

「にゃっ!?にゃんでっ!??」

「・・・(溜息)」

「俺っ、のこと大好きだよっ、だけが大切なんだよ・・・?」


「あたしだって英二が好きだよ。英二だけ。英二のために・・・(泣)」



「えっ、ええっ・・・、なんで泣いちゃうのにゃ・・・」




「だってだってっ、英二のためにかわいくしようって頑張ってるのに英二は何にも言ってくれないんだもん・・・。
毎回我慢してたけど、あんまり言ってくれないから・・・。英二は・・・っ」

俺はたまらなくなってを引寄せた。
腕の中でがすすり泣き、しゃっくりを上げている。
震える肩をしっかり支えた。


「ごめん、俺・・・」
「・・・ふぇ・・・ん・・・」
「ねえ・・・。うんと・・・気付いてあげられなくて、ごめん・・・」


が顔を上げると菊丸の苦しい表情が見えた。



「え、いじ・・・」

、大好き」

「英二、ごめん。ごめんなさい・・・」

「俺の方が、を悲しませてたんだよね、ごめんね・・・?」










「えいじ?」

「ん?何?」



「大嫌いなんて言ってごめんね?・・・ホントは大好きだよ」




written by koo hiduki .....






・・・誰?・・・。(それだけか。)



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