Everyday conversation ..... for SENGOKU FEASTA'01



。俺のこと、どう思ってる?」




突然千石がそんなことを聞いてきた。それを聞きたいのはこっちの方なのに。

「突然だねー。・・・うーん、いいやつだと思うよー?」
「・・・じゃぁ好き?俺、 のこと好きだよ。大好き。本当に好きだよ」
「あーハイハイ、ありがとー。あたしも千石のこと好きだよー」


恋愛対象として・・・"好き"だよ。

・・・ソンな会話は日常的。



日常的だったから、普段絶対言えないような"好き"って言葉もすぐ言えた。
これまでも、これからもずっとそんな状態が続くと思ってた。




















「ねえ、 。遊びに行こうよ」
「え、やだ(即答)」
「なんで〜〜〜〜〜ι」
「あ・の・ね。アンタと遊びに行ったら、アンタのファンに誤解されるでしょうが。そんで困るのは私なのよ?」
「う゛〜〜〜〜〜」
「諦めなさいね〜」

ニッコリ。と行きたいって気持ちを必死に抑えて明るく言う。

千石は分かってない。気付いていない。
私の、気持ちに。
勝手に千石の言葉に傷ついているのは私。

日常会話のように言ってる私への"好き"は友達としてなのは分かりきっていた。
それが、本当はすごく悲しかったのに・・・。気付いてよ。












帰り道。図書館でつい居眠りをしてしまって帰りが遅くなった。
が校舎を出るとテニスコートの方から千石と南が歩いてきて正門付近で会った。

!今帰り?」
「あー・・・うん。図書館にいたから・・・。千石は、今部活終わったの?」
「そー。しかもサボってのがバレて俺だけ居残りで練習させられたんだよ〜〜?」
「そりゃ、オマエがサボるのが悪い。付き合わされた俺は散々だ」

バコ、と千石のアタマを軽く叩いているのは、部長の南だった。

「南ー。悪いけど、俺は 送ってくから。またなー」
「え!?いいよ・・・っあたし1人で帰れるよ!」
「たまには甘えときなって。またな、 さん。千石、送り狼にならないようにしろよ、また明日な」
「ならねーよっ。じゃーな」

あっという間に南は来たバスに乗って行ってしまった。
とは、反対方向のバスだった。

「せ、千石も反対でしょ・・・本当に悪いから、いいよ」
「いーんだって。たまには黙って送られときなさい」



だって。
ドキドキしちゃって動悸が納まらないじゃないよ。





「いつも、練習頑張ってるよね。千石は、テニスが好き?」
「好き」

どっきん。

こっち見て言うものだからビックリした。


「そ、そうだよねー。好きじゃなかったら出来ないよね。いいな。取柄があるって」





千石は家に着くまでずーっと話してた。
女のコに優しい、千石。
女のコに絶対退屈なんてさせたりしない。

その優しさがすごく期待しちゃって自分で馬鹿みたいって思った。











すごく短く感じた。私の鼓動は止まることを知らなかった。

「ここ・・・私のうち。わざわざありがとう。部活で疲れてるのにごめんね」
「いいよーv気にしないでってば。あ、そだ。この前の。遊びに行こうっていうの、少しは考えてくれた?」
「ハイハイ。それはあの場で断ったでしょ。ってゆうか、千石君本気じゃないでしょ。ダメだよー、誰でも簡単に誘ってたんじゃ」
「・・・
「明日も朝練でしょ?早く帰って休まなきゃね」
「・・・本気だよ」
「え?」
「本気だよ・・・本気で言ってるの、わからない?」
「・・・だ、だって・・・千石君は女のコに優しいから・・・」
「優しくなんかないよ」


とん・・・。と自分の家の表札の壁に追い込まれる。
ズルイ。こんな時にそんな真剣な顔。

怖い。どうしよう。


がぎゅっと目を瞑ると、上で千石がふっと笑ったような気配がした。
おそるおそる目を開けると、ちょっと困ったような千石の表情。


だから、優しくするんだよ。これだけは信じて?」




「俺は、 が好きだよ。本当に好き・・・っていつも言ってるよね・・・」
「だって、それは・・・っ」
にしか言わないよ。本当に好きなひとにしか好きって言葉は言わない」








空白。もうなんか何がなんだかわからなくなった。

動悸が早い。


?もう1回ちゃんと聞くよ? は・・・あでっ」

最後の「あでっ」は が頭突きをかました為。
もうコレ以上動悸が早くなったら死んじゃうかと思った。



それから、頭突きで驚いている千石の頬に掠めるようなキスをして、真っ赤な顔で「また明日ねっ・・・」と声を絞り出した。


好きだけど、そんなの悔しいからまだ言わない。

いつか。

いつか、アナタの腕に飛び込みに行こう。

そしたらその質問にも答えられる筈。











A*好き。




written by koo hiduki .....




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