pretty kiss ..... dear my friends, Lost M様



部活終了後―――。

レギュラー陣が部室で着替えていると、がちゃっと扉が勢いよく開いた。

そこにいたのは―――小柄な体型のただ1人の一年レギュラー越前リョーマ。

「不二先輩〜」

笑顔で、入ってきた人物―――リョーマは恋人の名前を呼んだ。
そしてそのまま着替え途中の不二に抱きつく。

(か、カワイイ・・・///)

不二に殺されかねないのであくまで声には出さずにその場にいた者たちは思った。
けれどその行動の1つ1つはあまりに可愛らしかった。

「?どうしたの?リョーマくん?」

これまた信じられないくらい甘い声の不二。
抱きついてきたカワイイ恋人を軽く抱きしめ返しながら尋ねた。

「あのね、今日一緒に帰りたい」
「うん、もちろんイイヨ」
「じゃぁ片付けが終わるまで待っててネ」
「うん、わかった」
「じゃ、早く終わしてくるね」

少し背伸びして。

不二の腕をぐいっと引いて。

唇を押し付ける。

後でね、といってにこやかにリョーマは片付けの続きに戻った。

「にゃ〜。おチビちゃん、かわいすぎだにゃ〜」
と、隣で見ていた菊丸がぼやく。
だが、皆思いがけず2人のラブシーンを目の当たりにして少々放心状態にあった。

まー他の者はともかく不二の反応が返ってこないので菊丸は不二の方へと振りかえった。

「不二?」

「・・・・・・・・・・・・すぎ」
「え?」

「・・・か、かわいすぎ・・・」

あろうことか不二本人もやられてしまったらしい。
少し顔を赤くして幸せそうに笑う不二。いつも不二のブラックな笑いではなかった。
ともかくコレ以上見せ付けられるのはゴメンだと皆早々に帰ってゆく。




まだかな―――




カワイイ顔を思い浮かべながら帰り支度をすっかり済ませてひたすら待つ。




チッチッチッ・・・・・・




遅い!

いくら一年は少ないっていったってこれはおそ過ぎる。
不二は仕方なく部室を出た。

コートの入り口付近でリョーマを見つける。

「リョ・・・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


そこには。
リョーマだけでなく菊丸と桃城が先に進ませないと彼の行き先を妨害していた。
菊丸はリョーマをしっかりと抱きしめている。

「・・・ちょっと、エージ、桃?何やってんのさ」

ニコ。
目はしっかりと笑わずに笑顔のまま注意を促す。

「不・・・・・・二、・・・」
「不二先輩・・・」

「リョーマくん?こっちおいで?」

リョーマは不二の出現で少し抱きつく菊丸の腕の力が緩みその隙に不二のもとへ歩み寄る。
そしてそのまま不二の腰にしっかり腕を回して抱きついた。

「ゴメンナサイ、不二先輩」
「何で謝るの?」
「だって・・・待たせちゃったから・・・」
「でもリョーマくんは悪くないんでしょう?」
「・・・でも」

リョーマはなおも気にするように腰にまわした腕のチカラを強めた。

「んー・・・じゃぁ気にするんだったらココでキスして?」
「え?ココで?」
リョーマは菊丸と桃城の方を少し気にするように目線だけやった。
不二はかがんで目線をリョーマと同じにしてやる。

リョーマは少し戸惑っていたが覚悟を決めたのかかわいらしく触れる程度のキスをした。
そのまま離れようとするリョーマくんの顎をしっかり捕らえ不二はそのまま深いキスを仕掛ける。

「え・・・ちょっ、センパ・・・っんぅぅ・・・」

いきなり目の前でなされたディープキスに菊丸と桃城はただぼーぜんとしていた。




はぁっ・・・・・・




少し頬の赤いリョーマはスゴク色っぽい。
それが恥かしいのか不二の胸に思いきり顔を沈めるその姿はまさにカワイイ以外の何者でもなかった。

「エージ・・・それに桃?くれぐれも、これからはボクのリョーマくんに手を出さないようにね?(微笑)」
次は命の保証はナイよ―――と目線だけで言われてしまう。

ちゃんと念を押してからまだ放心気味の2人を置いてさっさとその場を去る。


帰り道。
不二は疑問に思ったことを口にする。

「ところで、リョーマくんは何で今日は特に一緒に帰りたかったの?」

少し恥かしそうに、別に、と告げる。

「リョーマくん?」
そう言われると気になるものである。

「・・・だってね・・・今日不・・・周助と全然一緒にいられなかったから―――」
少し顔を赤らめてそう告げる。

やっぱりその顔は可愛かった。

そして―――
風に吹かれながらリョーマは不二だけに笑顔を向けた―――




written by koo hiduki .....






えむちゃんと物々交換を申し出てこ、こんなへたれ差し上げてしまった><
申し出ておきながら・・・スイマセン〜。。いちよー不二リョがリクだったんですが;;



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