Inevitableness'恋愛展開論
from kai, special thanks



越前リョーマ

いわずとしれた青学唯一の1年レギュラー。
そのずば抜けたテニスセンスは留まることを知らない。

そして今、リョーマは部室にいる。
いつものように乾が考案した練習メニューを終え、その殆
どの部員は疲れた身体を癒しに帰宅している。
今、部室にいるのは、リョーマと

「………ん、ちょ、噛みすぎだよ、 海堂先
輩っ。」

リョーマはその整った顔をしかめて自分の首筋に舌を這わ
せている海堂に抗議する。
「悪いが、我慢出来そうにないんだよ。」
一旦、リョーマから離れ海堂は言う。
「まぁ、確かに、先輩とは久しぶりだったしね。いいよ、
もう挿れても。今日は俺が我慢してあげるから。」
そう艶のある声で、リョーマは海堂を自分へと誘った。


自分のために。
海堂以外にもリョーマは同じことをしている。
様々な角度で相手を誘って
自分のために身体を重ねる

そう、不二周助だけを除いて。

あの日の相手は、確か、
エージ先輩だった。
やっぱり部室で、みんなのいなくなったあといつもみたい
にセックスしてて、エージ先輩がイったあとで俺の頬をな
でながら名にか言ってる時だったと思う。

急にドアが開いたのは。



初めは、ただの好奇心からだったのかも知れない。

最初の相手は、部長だった。

今思えば、いい気になってたのかも知れない。

だって、青学NO、1をオトせたんだから。


でも、所詮その程度のものでしかなかった。
だから、俺も自分の気持ちが動いた時だけ抱かれた。
その内、部長以外の日とに興味が移って
レギュラーじゃ、不二先輩以外に抱かれた。
誘いがうまくなるのに時間なんていらなかった。
少し、そんな素振りをするだけで、勝手に相手がその気に
なってくれたから。

だから、不二先輩もそうだと思ったんだ。


でも、名にもなかった。
普通に、今まで通りに俺に接する。
エージ先輩とはまだセックスしてるけど不二先輩のことは
話題にでない。

そんな日が続いた。
気分が悪かった。

だから



オトしてやろうと思ったんだ。
俺に溺れさせてやろうと思ったんだ。




























『天才、不二周助』

その通りの人だと思う。それは、対戦してみてよくわかった。
直に触れるのとは違った意味で、肌で感じる。
彼の、存在を。



「不二先輩。」
昼休み、リョーマは不二を呼び出した。
場所はやっぱり部室で。
「………なんで、あの時の事何も言わないんすか??」
机に座るリョーマとドアにもたれかかっている不二。
「あの時って??」
相変わらず、無害な微笑みで不二は逆に問う。
「俺と、エージ先輩の事っすよ。」

「あぁ、アレね。確かにあんな所を見られたら気になるよね。」



「でも、僕には関係無い事だから。」


そう、本当に軽く言われリョーマは思わず不二に飛びかかる。
「ちょ、越前くん!?」
「じゃぁ、関係無くなくなればいいんすよね。」


そして
貪欲で姦淫な時間が始まった。
『ナニ』かに、とりつかれたように、俺の身体は不二先輩
を求め、
触れられる度、
目が合う度に背中に覚えのある感覚が走る。

そこからはもう、止まれなかった。


不二周助という病気に
脳が溶かされる。



「越前。」
自分には絶対にありえないテンションで声をかけられ、リ
ョーマは振り向く。
「何っすか、桃先輩。」
今はまだ、部活前のテニスコートで桃はリョーマに手招き
をする。そして、不自然にみえない程度に小声で話かける。
「最近、お前とヤってねーから俺さぁ、調子悪いんだわ。
今日、終わってからしねぇ??」

不二先輩とは、あの時の一度だけ。
それからは、誰ともしていない。
正直、俺も身体がざわついた。

「いいっすよ。」

ふと、他の男の跡があれば、何かしら反応してくれるかも
しれない。と思った。
不二の事だけを思った。

桃先輩は前と変わらず激しく俺を攻めたてた。
嫌じゃない、嫌じゃないのに

俺は、初めて、快楽以外の感情で涙を流した。




リョーマは独りで部室にいた。

病気なんだ。
それも重症なんだ。
もう、不二先輩以外欲しくないんだ。
もう、不二先輩でしか満足できないんだ。



溺れてしまった。
俺の方が溺れてしまった。




どうしよう、もう、逃げれない…………。




甲斐さまから頂いてしまいましたーーー><ヤバイ。くらいに僕好みの話・・・!
最近ダークっていうか黒ですか?にハマってるんスよねえ・・・。
王子ってばレギュラーみんな手駒にしてしまうなんて・・・!(問題はそこじゃない)
不二さまにメロってる王子ってのもよいですネっ。
病気なんだ、とかいってまだ王子が幼いトコロもかわいいです(待て)

本当にアリガトウ御座いましたっ☆


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