この日に感謝を、、、
from asahi, special thanks






「ねぇ、リョ―マ君」
「何スか?」
「23日空いてる?」
「空いてますけど」
「じゃ、二人でデートしよv?」
「嫌です」
リョ―マはそっけなく答えた。
「何で?」
「(何で?、、、って、、、)」
リョ―マは溜息を吐いて
「不二先輩?」
「ん?」
「ココをどこだと思ってるんですか?」
「リョ―マ君の教室v」
リョ―マは溜息をもう一つ吐いて
「解ってんじゃん、、、だったら、、、」
「だったら何?」
不二はニコニコして言う。
「人が何十人も居るの見えません?」
リョ―マは思いっきり不機嫌な顔で言った
「うん。リョ―マ君以外興味無いからねv」
「ばっ、何言ってんだよ!(///)」
リョ―マは真っ赤になりながら言った。
それを見て不二は優しく微笑んで
「リョ―マ君そんな可愛い顔、僕以外に見せちゃ駄目だよ?」
「か、可愛いって、、、」
リョ―マはますます赤くなって言った。
不二はチラッと自分のデジタル時計を見て
「おっと、、、残念、そろそろ戻んなきゃ授業に遅れちゃうね、、、それじゃ越前君、23日迎えに行くねv」
「解りました、、、って、ちょっと勝手に、、、!」
そこにはもう不二は居なかった。


「君、リョ―マ君、、、」
「(誰、、、朝っぱらから、、、ま、いっか、、、)」
「リョ―マ君、起きて、、、」
「、、、んぅ、、、」
リョ―マは寝返りをうってまた夢の中に戻ろうとした。
「(、、、ん?このパターン、、、どこかっ!?)」
リョ―マはガバッと勢いよく起き上がった。
「おはよう。リョ―マ君v」
「不二、、、先輩?、、、まさか、さっき、、、」
「さっき?あぁ、キスの事?」
「やっぱし、、、(涙)」
リョ―マは溜息を吐いた。
不二はクスクス笑って
「リョ―マ君が起きないからだよ?あんな無防備な寝顔、僕じゃなくてもおそうよ」
リョ―マは呆れた顔をした。
「他な起こし方ないんッスか?」
「う〜ん、考えれば1,2つあるかもしれないね」
「(イヤ、絶対有りますって、、、)」
リョ―マは無言の突っ込みをした。
「さっ、リョ―マ君早く着替えて」
「俺、約束してませ」
「わかった、着替えさせてほしんだね?」
そう言って不二はリョ―マの服を脱がそうした
「着替えさせていただきます、、、」
リョ―マは慌てて不二から離れた。
「あ、リョ―マ君一応聞いとくけど、デートどこに行きたい?」
「、、、どこでもいいんッスか?」
「もちろん」
「それじゃあ俺、先輩の家に行きたいです」
不二は驚いて聞き返した
「、、、そんな所でいいの、、、?」
「そこでいいじゃなくて、そこにに行きたい」
リョ―マは着替える手を早めた。
「じゃ、着替え終わったし、行こうか」
「ん、、、あっ、いっていきます、、、」

**************

「おじゃまします、、、」
「今日は父さんや姉さん達もいないからくつろいでよ。僕飲み物持ってくるから先に僕の部屋に行ってて」
不二はそう言ってキッチンに入って行った。
リョ―マは慣れたあしつきで不二の部屋に入って行った。
「(、、、いつ見ても綺麗な部屋、、、)」
リョ―マはそう思いつつ、部屋に入って腰を下ろした。
「お待たせ、リョ―マ君」
カチャッと静かにドアを開けて不二が入って来た。
リョ―マの前にファンタとコップを置いた。
不二は手馴れた手つきで、コップに移し換えた。
「、、、、どもッス」
ファンタを不二から受け取って一口飲んでコップを置いた。
「あ、、、この雑誌俺も買ってるよ」
そう言いながら雑誌をペラペラめくった。
「あ、うんリョ―マ君が読むかな〜と思って買ったんだ」
「へ〜、、、あ、しかも昨日出たやつじゃん

不二とリョ―マは学校の事・友達の事・クラスの事・教師の事・部活の事など話して時間を潰した。

「あ、、、俺そろそろ帰んなきゃ、、、」
そう言って立ち上がろうするリョ―マの手首を掴んで、不二は
「大丈夫、リョ―マ君を起こす前に、南次郎さんが『そいつ一晩貸してやるよ』ってさ」
不二はクスクス笑って
「いいお父さんだよねv」
「〜〜〜〜あんの、くそ親父〜〜〜」
「あ、そろそろお腹空いたでしょ?」
「あ、、、そういえば、、、」
「じゃ、なんか作るから待っててね♪」
「、、、、、、うん」

**************
「リョ―マ君、出来たからおいでー」
リョ―マはそう声を掛けられるとすぐに不二のいる部屋に行った。
カチャッとドアを開けると、中には美味しそうな料理が机に並べてあった。リョ―マに気が付いて、不二はニコッと笑って
「さぁ、早く食べよう」
「、、、、ッス」
そう言う、リョ―マはトコトコ不二の座ってる向かい側のイスに座った。
「、、、いただきます、、、」
「どうぞv」
そう言って、リョ―マは箸を進めた。
「、、、おいしい、、、」
思わず本音がでてしまった。
「そう、よかった〜」
不二は普段は見せない優しい笑みを浮かべた。

**************

二人は夜ごはんを食べ終え、不二がお皿を片している。
「僕、お皿洗ってるから、リョ―マ君先にお風呂入ってて」
リョ―マは申し訳なさそうに
「あ、じゃあお言葉に甘えて、、、」
リョ―マはそう言って、不二の居る部屋から出て行った。そしてこの前に来た時に置いてった服を取って、バスルームに向かった。
不二はお皿洗いも終わり、リョ―マが出るまで、適当にテレビを付けてニュースを見ていた。
しばらくすると、カチャッと音を経ててリョ―マが入って来た。
「不二先輩、風呂空いたっスよ、、、」
「あ、うん有難う」
そう言って不二は立ち上がってバスルームに向かった。
リョ―マは今まで不二が座っていたソファに座りチャンネルを変えてみていた。
不二は廊下に出て、ふと立ち止まり、
「やっぱ、、、いつ見ても慣れないなぁ、リョ―マ君のお風呂上がり、、、髪が濡れてるせいかな、、、?」
一方リョ―マは、今睡魔に襲われていた。
リョ―マは睡魔に身を任せ、重い瞼を閉じた


「お待たせ、リョ―マ君、、、って、あれ、、、寝ちゃってる、、、」
そんなリョ―マの寝顔を見ながら
微笑みながら
「、、、可愛いなぁ、、、」
そして不二はリョ―マが起きないよう、細心の注意を払いながら寝ているリョ―マをお姫様抱っこで、部屋に運んだ。
正直言って不二はリョ―マを持ち上げた瞬間、スゴク驚いた。
重かったからではない。その逆で、何を食べているのかと聞きたくなるほど、、、軽かったのだ。
そして、リョ―マを部屋に運んで、ベットにおろした。

**************

「ねぇ、リョ―マ君、リョ―マ君ってば」
不二にまたもや起こされて、ようやく起きたリョ―マ
「ん、、、」
まだ意識がハッキリしないリョ―マに不二はキスをした。
そのおかげで、意識がハッキリしたリョ―マ
「、、、不二先、、、」
「二人のとこは、、、?」
「///周助」
「ん、よくできましたv」
「で、周助何?こんな夜中に、、、?」
リョ―マは首を少し傾げながら不二に聞いた
「ん、、、ちょっと、待ってて」
「?」
なんだかよく解らず、リョ―マはクェッションマークを飛ばしていた。
そんなリョ―マを見て、クスッと笑って“もう少しだから、、、”と不二は言った。
そしてしばらくして不二はリョ―マ抱きしめ
「13歳の誕生日おめでとう」
と言ってリョ―マにチュっと掠める様なキスを送った。
「えっ、、、」
リョ―マは驚いて時計を見てみる。
今の時刻は
00:00
「嘘ぉ、、、周助、、、覚えててくれたの?」
リョ―マ不二の背中に手を回し、抱きしめ返した。
「うんv僕が忘てるとでも思った?」
「ううん、、、忘れるとか以前に、、、知らないと思ってた、、、」
リョ―マは嬉しそうに微笑んだ。
「信用ないなぁ」
不二は苦笑して見せた。
「そうじゃなくて、、、最近忙しそうだったじゃん、、、」
リョ―マがそう言うと不二は
「僕はなんでもリョ―マ君を1番に優先してるんだよ?」
「、、、、、有難う///」
僕はニッコリ笑って、
「お祝いは明日やろうね、、、」
「うん、、、、、」
その返事を聞いて不二は微笑んで、
リョ―マの耳元で、、、
“13年前のこの日に感謝を、、、”

――終わり――




朝日さまから頂いてしまいましたv企画SSのお礼に、ということだったのですが、
不二リョ〜〜〜><強引な不二さまにマジ惚れですっ!!
不二先輩の家に行きたいと言った王子さまもスゴクやばいくらいに可愛くて
思わず襲いたく・・・!(をい)

ラブラブいいですねえvありがとうございました☆


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