Mickey Holiday ..... first game



「オレ・・・ニホンの遊園地に行ってみたいな・・・」


すべてはこの一言で始まった―――




とある日の部活終了後。

青学テニス部の王子・・・もといお姫さまこと越前リョーマが練習後の着替え中にぽつんと呟いた言葉だった。

「ニホン」の―――この辺が帰国子女たる願いとも言える。

お姫さまのこの小さな願いを叶えるべく日頃から努力を惜しまない王子候補たち―――青学レギュラー陣は1日でも早く姫だけの王子になるためにその願いを我先に叶えようとした。

願いを叶えることはむしろ当然。

まず、一番側にいた菊丸英二がリョーマに抱きついて言った。

「おチビ〜〜〜vvそんなのオレが連れてってあげるにゃ〜」
「ほんとっ!?」
リョーマの顔が嬉しさでいっぱいになる。
「うんにゃvvだから一緒にいこー」

「ちょっと待った」

おチビの笑顔はオレ(だけ)のモノ〜♪と半分浮かれかけてた英二に無粋な「待った」がかかる―――相手はもちろん王子とゆうよりむしろ魔王のその御方。

「う゛・・・不二・・・」

「オレ、じゃなくてオレたち、デショ?」

当然だよね?―――声に出してなんかいないのに何で伝わってしまうんだろう―――と思いつつもしぶしぶ頷いてしまう自分が恨めしい。

「も、もちろん・・・」
「だよねvvよかった、エージがまだ僕の親友でvvさっ、リョーマくんいつ行こうか?」
楽しそうに日取りを決めようとする不二に対して菊丸は気分はどんぞこといったカンジである。


(不二がいたら何するかわかったもんじゃないっ!)


望むもののためならクスリでもなんでも使いそうなやつである―――最も口には出さないが。

「うーん・・・妥当なのは今週の土曜かな。とゆうわけだから、部活休んでもイイよね?手塚」
「・・・いいわけないだろう」

溜息交じりにそう告げる手塚部長の眉間にはいつもより皺が寄っている。

「何いってんの?お姫さまの願いはいつ何時でも叶えなきゃ。ね?(微笑)」

絶対零度、とまではいかなくて微笑みですべてを告げられて半分呆れかえるが拒否はできないらしい。

「・・・仕方ないな」

ついそういってしまう自分は越前に甘いのか、不二に甘いのか・・・
どっちにしてもレギュラーとして自覚が足りなさ過ぎる・・・

まあ、何はともあれこれで3人で遊園地へ―――と思ったがここでまた王子がヒトコト。

「オレ・・・みんなで行きたいっス」

そう呟いてとことこと部長の前まで行き手塚の顔を覗きこむように上目遣いに尋ねる。

「ねえ・・・部長もいこ?」

かわいらしく尋ねるしぐさに思わず手塚は顔が赤くなってしまった。

「なに赤くなってんの・・・らしくもない」
おもしろくなさそうにゆう不二。そのオーラはもうドス黒い・・・としか言えない。

「もーいいじゃ〜〜ん。おチビちゃんが折角いってるんだよ?部活休みにしていこうよ」
と、英二。

「・・・リョーマくんがわざわざ君に言ってるに断ったりしないよね・・・?(微笑)」
と、確実にその周辺の空気の温度を一気にさげつつゆうのが不二。

「仕方ないな・・・」

くしゃっと優しくリョーマのあたまをなでて部室のホワイトボードに土曜は部活は休みと書いた。


「大石と桃もいくっしょ?」
「え!?いっていいんすか!?」

ちっとも話に入れてもらえないのでもう連れていってはくれないのかと思った。少し驚いた風に桃城が言う。
大石ももちろん行くよ、軽く頷いた。

タカさんは店の手伝いがあるから、海堂は興味ないっスといって帰ってしまったが―――。


こうしてリョーマ・不二・菊丸・手塚・桃城・大石の6人で遊園地に行くことになったのである。

「ところでドコにいくんだ?」
と大石が聞いた。

「決まってるにゃ!!」
と勢い込んで菊丸は席をたった。

「日本のテーマパークと言えば!ねずみーらんど!!」
「・・・ねずみじゃなくてディズニーでしょ」

そうなのか・・・?と思いつつもほかにいいところも浮かばなかったのでディズニーランドに6人で行くことが決まったのである―――




○月×日土曜日―――天気予報は快晴だった。




written by koo hiduki .....






ついにやってしまったシリーズモノ。もう更新頑張りマスとしか言えません・・・
ダメなんですよねえ・・・こうゆうのちっとも更新しなくて;;前科有り<なちゅで・・・;;
このシリーズではイロイロネタいれようと思ってマス〜。とりあえず今回は序章を。
よろしければ、最後までお付き合いクダサイネ〜vv



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