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sweet morning―王子様の優雅な休日― ..... thanks 4002 HIT for 天羽美憂様 王子様の休日は恋人の甘いキスから始まる――― さんさんさん・・・ よい天気だ。窓から眩しいばかりの日差しが差し込んでいる。 小鳥の鳴いている声を耳にしながら不二はゆっくり目を開けた。 見慣れた自分の部屋の白い天井を見上げる。 一息ついてから、とても優しい視線を隣で眠る幼い恋人に向けた。 昨日抱きしめたまま寝たので不二の愛しい恋人―――越前リョーマは不二の胸にしがみつくようにして規則正しい寝息を立てている。 不二は愛しそうにさらさらの黒髪のあいだを指で透いた。 その感触にリョーマがんっ・・・、と身震いする。 まだ眠いらしい幼い恋人は中々目を開けることができないらしい。 「おはよう、ボクのお姫様?」 そう囁いて目元にキスを送る。 リョーマは少し恥かしそうに半目を開けた。 「・・・オハヨ」 そういうと不二の胸に顔を摺り寄せまた目を閉じてしまおうとする。 「まだ、眠い?」 「うん・・・」 問い掛けるとめんどくさそうに消え入るような返答があった。 「・・・昨日もいっぱい泣いちゃったもんね。まだ寝てても大丈夫だよ」 その言葉にリョーマはたちまち顔を赤くして、そっぽ向いてしまった。 拗ねる恋人をカワイイと思い、不二はこちらを向くように促した。 「ごめんね?」 そう、耳元で囁く声はこれ以上ないくらい優しい。 「もう知らないしっ」 それでもリョーマが意地を張り続けていると今度は髪や首筋に優しいキスが降りてくる。 リョーマは少し上目遣いに睨みながら、不二を見やった。 案の定、そこにあったのは何を考えているのかわからないお得意の微笑み。 リョーマは再びそっぽ向いた。 不二は今度は耳元で愛してるよ、と囁く。 その言葉があまりにも歯がゆくて。 リョーマは手で顔を覆った。 不二はそんなリョーマの顔の横に右手をつき、微笑みを崩さぬまま覆い被さるような体勢になった。 ぐいと華奢な肩を掴んでこちらを向かせるとリョーマは真っ赤な顔をしているのが少し見えた。 それに構わず両腕を掴んでしっかりと固定する。 「・・・何すんの?」 離して、と目線で問う。その目はしっかりと不二を捕らえた。 まっすぐボクを見て。 ボクだけを見て。 いま、君の綺麗な瞳にはボクしか写っていない。 不二はリョーマの言葉には応えず、薄く開いた口唇に軽くキスをした。 瞬間、腕の力が緩まったので、その先をかわすようにリョーマは体を起こす。 不二も身体を起こして無理矢理顎を掴み、今度は深く深く口付ける。 「んっ・・・ふぅ・・・」 口唇が少し離れたところでリョーマは不二を押しのけた。 「なんっ・・・朝っ、からっ・・・」 はあ、と一息ついてから口唇に手をやる。 まだ、残る甘い感触。 「・・・このまま閉じ込めておけたらいいのにね」 「え?なに?」 ボソ、と呟く程度にそう言うが目が本気だ。 「愛してるよ」 「うん、わかってる」 「ボクが、好き?」 「・・・・・・うん」 リョーマはわざと不二が言って欲しかったのだろう言葉を言わなかった。挑戦的に不二を見つめる。 不二の方もふーん、と一人納得して、突然立ちあがるとそのまま部屋を出ていってしまった。 そして戻ってきたときには手にはカップを1つだけ持っていた。 そのまま未だベットに座ったままのリョーマの隣に腰を下ろす。 それからカップの中身を少し口に含んだ。 「なっ・・・?」 問いかけの言葉は途中で切れる。 不二の口から注ぎこまれる冷たい何か。 これは――― 牛乳っ!? こぼすわけにもいかないので、仕方なくそれを飲み干してからリョーマは心底まずそうな顔をした。 「ゴホゴホッ・・・まずっ!!!」 「(ニッコリ)」 「・・・いきなり何すんのさっ!」 掴みかかる勢いで吠えるも、不二はニコニコと微笑んでいるばかり。 「ねえ、もう一回聞くよ?ボクが、好き?」 それか・・・と半分溜息をつきながらもリョーマは俯いて応えた。 「・・・スキ」 「聞こえないよ?」 「だから、愛してるってば!」 リョーマのその言葉にさっきの牛乳とは違う甘い味のキスが注がれた。 written by koo hiduki ..... どこがあまいんだっ!!!!!(汗)しかもタイトル意味ないしっ! 優雅な〜とかゆうやつの方・・・しくしく。しかもまたやっちゃった・・・口移し。 や、つい・・・(これがついなのかっ!?) すいません・・・しょぼん。 |