青学での男子テニス部レギュラーは本当に人気があるらしいことが分かった。
相変わらず名前が思い出せないあのクラスメートのこが言うにはを呼びに来た先輩たちは各ファンクラブの会長なんだそうだ。会長直々にお出でくださったらしい・・・。
中でも手塚部長のファンクラブの会長はどっかの社長の娘だかなんだかで結構権力を持っているらしく他の会長をまとめているリーダー的存在らしい。・・・そう、手塚部長と同じクラスで。隣の席。(権力で勝ち取った。)

でもにだって負けない自信がある。

が好きなのは不二先輩。
しゅーちゃんの為にここまで来た女をなめるなよっ!

再び戦争勃発である。(笑)





SECRET ☆ LOVE 5








「まったくアッタマ来ちゃう!」

ご立腹なのは何故か襲われた方―――、そのひとである。
怯えるどころか、脅しなんか何のその!はどうしたらアイツラをギッタギタに出来るか考えていた(なんてスゴイこだ・・・)。

「今度来たら一発殴ってやる!」

冗談だとお思いでしょうが、はやるといったら本当にやる。

やられたら百倍返し。の鉄則である。


〜〜;そんなこと言ってたらまた虐められちゃうよ〜〜;」

心配をするのはすっかりの親友、砂原蛍である。
教室に帰ると、は一部始終を蛍に話して聞かせた。―――それから、が青学に入った本当の理由も。しゅーちゃんに会う為、という大切な秘密。

「しっかし、あれよね、がこんなに純情少女だとは思わなかったな〜〜〜v」
「何よぉ〜、それ〜〜?」
「不二先輩かぁ〜。まったレベル高いひとを好きになったもんだねえ。不二先輩って言ったら手塚部長と張り合って校内人気1,2位を争うひとだよー?」
「う・・・しゅーちゃんってばそんなに人気だったのね」
「しゅーちゃん?」
「あ、勝手に付けたあだ名〜。名前が周助でしょ。だからしゅーちゃん。おにーちゃんじゃ味気ないもの。でも本人の前ではさすがに呼べないなぁ〜;あの時のこと覚えてないと思うし・・・」
「ま、!頑張んなさいよ」
「あったぼうよ!」



「ところでさぁ・・・助けてくれたのって越前君だったんでしょ?・・・越前君ってが好きなのかなぁ」
「はぁぁぁっっ!?」
は心底驚いたような声を出した。











『だって越前君って他人に興味なさそうじゃん?』




じぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

っとが見つめる先には越前リョーマがいた。




あっという間に流してしまいましたが、部活の時間(早)。
リョーマを見ると蛍の言葉が心に残る。





「ねえ」





「え?」
気付いたらリョーマが目の前にいた。

「さっきから何?」
「やだ。気付いてたの?」
「・・・そんなに見られたら当たり前」
「・・・何でもないから」

そのまま通り過ぎようとしたがはまたリョーマの方に戻った。

「ああ、そうだ。さっきは文句言ってゴメン。頼んでないけど、助けてくれたみたいだから一応ありがと」
「・・・何突然。態度変えてさ」
「んー。だって気持ち悪いじゃん。でもさーアンタと付き合ってるって・・・アンタもきっと次のランキング戦でレギュラーになるんだよねえ・・・。そしたら文句言われまくるんだろうなぁ・・・(溜息)アンタさーあんなこと言っちゃってよかったわけ?」
「・・・別に」
「はぁ〜〜〜〜。これでもアタシにだって好きなひとがいるのよ!これでますます無謀になっちゃったじゃない〜〜〜。どうしてくれんのよ」
「・・・俺に関係ないし」
「あるある!!誤解されたらアンタのせいなのよ!?・・・アンタあたしが好きなの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・自意識過剰」
「だよねえ。良かった。・・・・・・・・んんっ、そうだ!アンタ協力しなさいよ!その為にもさっさとレギュラーになりなさい!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
「だからね・・・。アタシが好きなのはぁ〜あのひとなの」

ビシっと隠れて指を差す。(人を指差してはいけません)





「・・・・・・・・・・・・・・英二先輩?」






ポカ、とはリョーマのアタマを叩いた。

「ちっが〜〜〜うっ!ドコ見てんのよ!そ・の、英二先輩と話している方の先輩」
リョーマは何で俺が殴られなきゃなんねーんだよ、と理不尽に思いながらも、再びそちらに視線をやった。
「・・・・・・・・・・・・不二先輩?」
「そうvv」
途端にの目が少女になった。


「・・・・・・ドコがいいの、あんな得体の知れない先輩」

「バカっ。何言ってるの?あの優しそうなカッコいい笑顔・・・。ううん、実際スッゴク優しいんだからv」
「・・・ひとをバカ呼ばわりするなよ・・・」
「ああ〜〜vカッコいいなぁ。なんでアンタなんかにアタシの好きな人を教えなくちゃいけないのって思ったけど、でも協力者って必要よねえ〜〜〜〜v」
「・・・聞いてないし」
「うん!じゃ、これからもよろしくね!」

はそのまま持ち場に戻ろうとした。


「あのさ」

再びリョーマに呼びとめられる。


「名前。アンタ呼ばわりすんの、止めてくれる?""」

図々しくも再び呼び捨てにするリョーマにはちょっとむっとしつつも返した。


「ああ、ゴメンゴメン。これからも協力よろしくね、"リョーマ"!」























「お疲れ様でしたーっ」

「はーいっ!みなさん、お疲れ様でーすっ!タオルとドリンクはそこにありますからー。スイマセン〜;さすがに多いんで、各自で取って行ってくださーい。使ったタオルはいつもの洗濯籠に入れといてくださいねー」

はそれだけ言うとレギュラーには手渡しをする為に8人分持って奥でまだスミレ先生の話しを聞いているレギュラー陣のもとへ向かった。
丁度終わったところらしく、皆がこちらを向いた。


「部長、副部長、お疲れですっ!」
「・・・ああ」
「ありがとう、ちゃん。もう慣れた?」
「はい、大分!あ、明日からのランキング戦の表も作り終わってますから。私明日は掃除当番もないんで早目に来て貼っておきますね」
「助かるよ」


ちゃ〜〜〜んv」
「わ」
突然後ろから抱き着かれてバランスを崩しそうになるのを必死で堪えた。

「おいおい。英二。オマエ汗かいてるんだろ。離してやれ」
大石が困ったような顔をしておかぁさんよろしく助け舟を出す。
「あ、ゴメンにゃ〜」
「大丈夫ですよ、英二先輩」
「あ、名前・・・」
「はいvちゃんとレギュラーだけは、しっかり覚えました!」
「すごいにゃ〜。ちゃん」
「英二先輩って・・・猫みたいですね」
「えっ・・・(がーん)」
「あ、ゴメンなさい。私直感で物言っちゃうんで・・・;」



「大丈夫だよ。本当のことだからね」

この声っ!

この声を聞くためだけにこの学校を来たと言っても過言ではない。
まさしく!待ち焦がれたしゅーちゃんの声!!!


「英二にはこれっくらい言ってやっても全然効かないよ・・・・・・ってちゃん?」


思わず見惚れ+聞き惚れてしまいはしばしぼーっとしてしまった。

「あ、ゴメンナサイ!大丈夫です、しゅー・・・じゃない、不二先輩!」
ちゃんって面白いね」
「そうですかー?あ、先輩、タオルです。んー・・・でも良く言われるかも。先輩は面白いのは嫌いですか?」

・・・って何言ってるんだ、アタシ!!


「んー・・・嫌いじゃないよ。元気で明るくってちゃんはいいこだよね」




嫌いじゃないよ。の心の中で大きくリフレイン)

きゃ〜〜〜!!
何何〜〜。もう今スゴク幸せ!!

どうにでもして〜〜〜!!



・・・って大暴走だ。落ち着かないと。




ちゃ〜ん。俺にもタオルちょーだい」

「あ、えっと・・・桃城先輩、・・・と海堂先輩!ですね」
「お。すげえ。もう覚えてるの?桃ちゃんでいーって。タオル、サンキューな」
「はい、海堂先輩も!・・・そうですか?じゃー桃ちゃん先輩。ダンクスマッシュ打つそうですね?今度みたいです〜v」
「マジ?ランキング戦で見せてやるよ」
「ホントですか?楽しみです。私レギュラーのひとの試合見るのすごく楽しみにしてるんですよv」
「何、ちゃんは、テニス出来るの?」
「んー・・・まぁかじったくらいですけどねー・・・」

うそつけ、大会で優勝するくらいの実力のくせに―――と作者ツッコミを受けつつ、はどうやら「かじった程度」で通すつもりらしい。
本当のところは自分がどれだけ強いか知らないだけなのだが・・・。


河村先輩と今度寿司を食べさせて貰う約束をして、乾先輩にはデータノートを見せて貰おうとしたら逆にデータ取られそうになって、は本当に個性派揃いだなぁーと思い、やっぱ楽しい!と思ったのだった。



「あ、リョーマ。はい。タオル」
「サンキュー」
「ねえ〜〜〜vさっき不二先輩と初めて話しちゃったよ〜〜〜!!幸せ〜〜〜」
「・・・バッカじゃないの」
「やっぱ先輩ってカッコいいよねえvv」
「・・・聞いてないし。好きとか言われたわけでもないのに」
リョーマはを無視して歩き出した。


「ああ〜〜。もうこれからは部活のことは何でもお世話して・・・・・・・・・ってリョーマ!先行くなよー!」




すたすたと部室に行ってしまうリョーマを慌てては追いかけた。





―――いよいよ明日からランキング戦である―――。




written by koo hiduki .....



>>>



やったーーー!やっと不二先輩の登場だー!!
相変わらずリョーマドリっぽいけど(爆)、でもこれは不二先輩ドリですから!

不二:「待たせた割には僕の台詞随分少ないよね」

あー!?不二先輩!?後書きにいらっしゃるの初めてですね。

不二:「オマエの為じゃなくて痺れを切らしているのために来たんだよ。
まったく、いつになったら僕たちを会わせてくれるわけ?こんなの、話したって言わないよ」

いやーでもさー。ムズカシイんだもん、不二先輩。

不二:「何?僕のせいにする気・・・?(開眼)」

きゃー><・・・この連載いつ終わるかわかりませんが見捨てないでやってくださーい!(遠くに逃亡)

不二:「ちっ・・・逃げたか。なるべくさっさと書かせるからさ。また会いに来てよ」



BACK