新たなレギュラー陣が決まった。

当然ながら"越前リョーマ君を守ろうの会"(小さいからでしょうか・・・?)なーんてわけのわからない会まで出来てしまい、只今人気急上昇中の新人越前リョーマ。

ちなみに残念ながらレギュラー落ちしてサポーターに徹することになる彼も、未だに人気が健在中である。クラブ名が"乾君をレギュラーに復帰させたいの会"とかに名前変更したようだが―――。



さて、その越前リョーマファンクラブの会長は不二先輩ファンクラブ会長と手塚部長親衛隊長から良からぬ噂を聞く。

同じクラスで今マネージャーをのうのうしているらしい

コイツが、どうやらリョーマ様と付き合ってるらしい。


真実を突きとめるべく再びは災難に遭うことになる―――





SECRET ☆ LOVE 7








ーーーーーーーーーーーーーー!」

おー。
朝から元気がいいですな。

朝っぱらから叫びながらテニスコートにやってくる一人の少女。

彼女は当主人公、サンの大親友、同じクラスの砂原蛍である。




「ぐは・・・っ、誰だよ・・・って蛍!?どうしたの!??」


朝練も終わっては片付け真っ最中。
まー終わったところを見計らって蛍も来たのだが・・・。


「大変なの!!」

蛍はそのままの腕を引っ張り奥に引き摺り込む。
ついでにその辺で休んでいたリョーマも一緒にズルズル・・・。

同じみ三人組である(笑)



「ど、どうしたの、蛍?」
「・・・何で俺まで」
「いいから!越前君が原因でもあるんだからねー。大変だよ!昨日のランキング戦でレギュラーが決まったじゃない?早速出来ちゃったんだよ」
「へ?何が?」
蛍はびしっとリョーマを指差した。
「越前君のファンクラブ!!」

「・・・は?」(王子何ソレ、って顔してます)
「・・・行動早いわね、青学は」(サン、そういう問題ではありませんよ)

「んもーっ。2人とも鈍いな、ファンクラブ会長、今日あたりにに会いに来る筈だよ」
「へ?何で?」
「忘れたの?アンタ達、付き合ってるんでしょ?」




・・・・・・・・・・・・・・。




そういえばそんなことも初日にリョーマのアホがぶっぱなしてませんでしたこと?




「間違いなく、ボコられるわね」
「はぁぁぁぁーーーーーーーー!?あたしのせいかい!リョーマが勝手に・・・!」
「別に俺は困らないし」
「アホかっ(ここでぽかっとリョーマを殴る)。えええ・・・否定しないと」
「否定してもいいけど、それはそれで『リョーマ君を弄ぶなんてサイテー!!』(蛍、ここまで泣き真似/笑)、『やっぱりレギュラー目当てだったのか・・・!』とかいって手塚先輩達方の会長までボコりにくるだろうね」
「え。じゃどうすれば」



「・・・・・・・・・・・・・・どうしようもなくない?」






何よ、それーーーーーー!



レギュラー陣を手に入れるのは宝を手に入れる並みに困難を極めるらしい・・・。



「じゃぁ仕方ないんだからさ・・・」

と、ここで面倒くさそうにリョーマが口を開いた・・・。





















ひゅおおぉぉぉ・・・・・・・・・・・・


何なのこの空気、寒過ぎる!と思うくらいにこの空気は鋭く居心地の悪いものだった。

場所は屋上。
いるのは―――とリョーマ君ファンクラブの皆さん(一部)である。


「初めまして、""サン。私3年の堀川といいます」
名前なんかどうでもいいんだけど―――いいから早くここから帰してってカンジ。

「あーどうも。で、その堀川先輩が何の用ですか?」
ほとんど事務的には淡々と言った。

「しらばっくれないで。解ってるんでしょ?―――教えて貰います、貴方とリョーマ様の関係を」




リョーマ・・・様?

は必死で笑いを堪えた。
ひー・・・アイツが様付け・・・!
マジ、笑っちゃう。(失礼)



「リョーマとの関係ねえ・・・」









『仕方ないしさ、このまま俺と付き合ってることにしろ』
『はぁ!?』
『俺のファンクラブだか何だか知らないけど、まだそんなに影響はない筈だし。手塚部長と不二先輩の方がやっかいだよ。そこに睨まれるのを避けた方がいい。全校生徒を敵に回すようなもんだから』
(って王子興味なさそうにしてた割には詳しいっすね・・・)
『・・・うん・・・』
『俺に、紹介されてマネージャーになったってことにして。俺、ババァのことも知ってたしさ。俺が紹介してやったことにして―――』
『そんなに上手くいくかな?』(これは蛍です)
『うん・・・』
『まー俺達同じクラスだし。なるべく一緒にいるようにするから。俺も一緒言えば信じるだろ』









「で、どうなのよ、リョーマ様とは」
「リョーマとは・・・付き合ってます」
「なっ・・・」
「マネージャーも彼が先生と知り合いで。その関係で認めて貰えました。だから―――」

パン・・・っ

小気味良い音がするとは殴られていた。
先輩は我に返ると傷付いた顔をして、頬を抑えているを見た。



はしゅーちゃんの姿を思い出した。
このひと達だって真剣に恋してるんだ・・・。



が。

そんなところで折れるサンではなかった。

やっぱムカツクもんはムカツク(笑)。
きっとは先輩を睨んだ。





「・・・なによっ・・・謝らないからねっ」
堀川先輩がたじろぎながらもムキになって言った。




「あったまーきた!何でたかだかマネージャーになったくらいでいろんなところからちょっかいだされなきゃなんないわけ!?そこの!入り口付近に隠れてるこの前の先輩方も!隠れてないで出て来なさいよ!」

すす・・・っ

まーいたんですか、というカンジですが、いたんです。
他レギュラー陣の親衛隊長なみなさま。


「私を辞めさせたいならどっからでも勝負受けるわ!でも、あたしは意地でも辞めないから!」



スゴイ勢いで言ってはその場を離れた。



















「・・・・・・・・・・・・・・で?」
「・・・怒鳴り返して来ちゃったv」


ご丁寧に語尾に"v"マークまで飛ばして、はへらっと笑った。

「"来ちゃったv"、じゃないわよ、アホかーーーーーーーーー!」

当然ですが一部始終を聞いた蛍サン、ご立腹。
リョーマは溜息をついている。

「でも、このまま泣き寝入りも嫌だったんだもん。守られてばっかりって柄じゃないんだよね」
〜〜〜〜;」
「とりあえず」
「?」

「完璧なマネージャーをこなして文句言われないようにしないと」


そう、これから執拗な虐め紛いの"ちょっかい"が始まるだろうから・・・。






「あたしは絶対しゅーちゃんをゲットするぞーーーーーーーーーー!」


まー今はリョーマと付き合ってることになってますけどね。
どうなることやら。




















「ちーっす」
「・・・っす」

はいはい、またしてもすっ飛ばして部活の時間。

もう最早にとっては戦争場(大袈裟?)。


完璧なマネージャーを目指すべくは今日から普段よりましてしっかり者に変身する。



せっせとボール籠を一年と一緒に運び。(女のくせに何であんなに軽がると持ってるんだよby堀尾君)
ネット貼りも一緒にやり。(わーちゃん手際がいいなぁbyカチロー君)
今日遅れてくる部長・副部長の代わりにボードにあったとおりに始めるよう指示を出す。(すごいなぁ・・・カッコいいね。byカツオ君)



2,3年+越前はコート内で練習試合をしている。
はその中でもまたまた忙しそうにせっせと動いていた。
なんと、朝干した筈の洗濯物がなぎ倒されていて、もう一回やりなおし。はすぐに誰のせいかわかったが負けずとさっさと洗濯し出した。(ここで陰で見ていたどっかのファンが舌打ちする)

「ほいほいっと」

はドリンクを作ったりと大忙し。
ふとそこに一年の素振り風景が目に入った。

「カツオ君、ここで面を作るんだよ」
と口を出す。
「え?ちゃん?」
「んーとね、この辺まで引くでしょ、この辺りでしっかり面を作るの。そしたらちゃんとまっすぐ飛ぶから。その時にちゃんと足腰はしっかり重心かけてね。で、思いっきり振りきる」
はカツオのラケットに手を添えて、こんなカンジーと何回か振らせてみた。
「ん、と。こう?」
「あ、そうそう。出来るじゃん。頑張ってねー」
はそのまま去って行った。


と、ここでまた面白くないのがいる。(またか)

素振りを教えていた2年である。
自分のやり方にケチつけられたんだから当然面白くないだろう。

「おい、まてよ!」
「はい?(ニッコリ)」
は微笑みながら振りかえった。

「お前、俺のやり方に不満があるっていうのか?テニスもよく知らないマネージャー風情がでしゃばってんじゃねーよ!」
「・・・」
「わかったら二度と口出しするんじゃねえ」
「・・・・・・・・お言葉ですけど、先輩、私は目についたから教えてあげたまでです。先輩がきちんと教えてなかったからではないですか?」
「なんだと!」

「おい、何騒いでんだ!」
その騒ぎを見て、騒ぎにはこのひとあり、ではないですが荒井先輩がやってきた。その教えていた2年が荒井に一部始終を説明した。

「何だ・・・女のくせに口出しするんじゃねーぞ」
「女だとか男だとか関係あるんですか?」
「なっ・・・お前、俺と勝負する気か?」
「いいですよ、別に。何だったら今すぐ勝負しますか?」
「面白いじゃねーか。おい、Cコート、開けてくれ」

なんだか妙な展開になってきてますが、急遽荒井先輩とで試合することになってしまった。
「何やってたんだよ・・・」
「あっリョーマー。悪いんだけど、この前のラケット貸してよ。あれ、使いやすかったんだよね」
「いいけど・・・」
ちゃん、大丈夫なの〜〜〜?」
「大丈夫、負けないと思うし。いつも荒井先輩がどの程度出来るのか見てたし。心配しないで、カチロー君」



こちらレギュラー陣のコート。

「・・・あーぁ。手塚が帰って来たらどうするんだよ・・・止める?」
「んー・・・ボクは見てみたいな」
「言うと思った。俺知らないからね」

いつかの会話っぽいっすね。モチロン作者がぱくったからなんですけど。








サーブは荒井から。は軽く準備体操をしてレシーブについた。

「手加減も必要だよなー」

荒井はそう言いながらふざけているのかアンダーサーブを緩やかに打った。(アンダーサーブってそのままっすけど、下から打つサーブのことですよ)

「先輩、手加減しなくていいですよ」





パーン・・・





ざわっ・・・
Cコート回りがざわつき始める。
何が起こったのか。

レギュラー陣と同じくらいの早さはあったのではないか?
の打ったボールはまっすぐストレートに綺麗に決まった。

「え・・・?リターンエース?」
審判をしている2年もビックリである。はコールを促した。


「先輩、コール、お願いできますか?」
「あ、ゴメン・・・0−15」

今度は荒井だって本気でサーブを打った。
だがはそれに臆することなく確実に決める。

あっという間に1ゲーム終わってしまった。



続いて2ゲーム目はからのサーブ。

「うーん、久々だしな。最初は軽くいくか」

結構高めのトスだな・・・と誰かが思った次の瞬間にはもう決まっていた。

「え・・・?」
「荒井が触れもしないなんて・・・」
「今マネージャー軽くっていってたぞ」



「ん、これなら平気かな。今度は本気で行きますねー」

この上本気があるというのか。

なんと、さっき以上にスピードもあがり、さらに重くなっている。ラケットに当てたものの荒井は重さに耐えきれずラケットを落としてしまった。

「先輩ー?大丈夫ですかー?スイマセン。もう止めましょうか」


「な・・・っ」




荒井が言い返そうとした時。





「コート内で何騒いでいる!」


来ました、堅物部長、手塚国光。
はゲッと顔をしてすすっとコートから離れた。


「グラウンド10周だ!」

はそそくさとその場から逃げ本来の業務に戻った・・・(何てズルイやつだ)













「おい、芝・・・」
「どーしたんですかー?井上先輩」
「あの、マネージャーのこ・・・名前、分かるか?」
「え?どのこですか?・・・あーあのこ!最近マネージャーになったみたいで。ちゃんって言うらしいですよ」

・・・」

記者魂が疼く。どっかで見たような・・・。

「芝!本社へ帰るぞ!」
「え、ちょっと待ってください!先輩〜〜」

たまたま見られていただけなのだが・・・。
やっぱり皆の前で試合しちゃうのはまずかったかもですね、サン?




written by koo hiduki .....



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何か知らないけど着実に進んでいくS☆L(略)。勉強あるんだけど、現実逃避、気分転換も
必要だしね・・・で、毎回書くたんびに途中まで書いてまた書くからこればっかりが進んでいく。
・・・もう七話になるのに事実上不二様との間は全く進んでないって・・・;

不二:「ホントだよね」

あら・・・いらっしゃい。でもさー某漫画では確か結ばれてもまだ色々あったんだよね・・・
だから僕も例えちゃんと不二様が結ばれても波瀾を起こしたいんだけどv

不二:「・・・へえ・・・何を起こそうとしてるか知らないけど、場合によっては―――わかってるよね?(開眼)」

怖いっすよ、僕の気分一つで何でも起こせるんですから、それをお忘れなく。

不二:「へえ・・・そういうこというんだね(なんだかわからない呪文唱え/笑)」

やば・・・っ逃げよ。またね。ちゃんvお付き合い、ありがとうっす。(そのまま逃亡)

不二:「・・・ちっ。、また来てね。待ってるよ」



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