・・・僕と、付き合ってくれませんか?』
『しゅーちゃん・・・!ええ、はい!もう喜んで』
『嬉しいな・・・大好きだよ』
『うん、すごく嬉しい・・・私もしゅーちゃん大好きだよ』

ぎゅっと不二はを抱き締めた・・・。



・・・・・・・・・。

・・・・・・。




・・・。





ゴンッ☆★☆






「い、いったぁ〜〜〜〜〜いっ」

は一瞬何が何だか解らず、ボーっとした。

えーっと。
つまり。
この状況は・・・。





「夢かよ、こんちくしょーっ!!」

言葉悪いよ、サン。





SECRET ☆ LOVE 8








お昼休みに屋上で3人(、蛍、リョーマ)はゴハンを取っていた。
そこでは今朝の夢の話を2人にしていたのだ。


「あっはははははははははは!!!」

今朝の話を蛍とリョーマに話したところ、蛍サン大爆笑。
リョーマ君は・・・・・・・「コイツ、バカじゃねえ」ってカンジでココロの中で笑ってますよ。

「何?不二先輩との告白シーンを夢見てベットから落ちました?あーもう、傑作〜〜〜!!」

まだ笑ってます、蛍嬢。そりゃ笑うわな。目から涙まで出てマスよ。

「も〜〜〜蛍ってば、笑い過ぎ!折角すっごいいい夢だったのに。あーぁ、現実になればもっといい〜〜〜」
「・・・アンタが動けばどうにかなるんじゃないの?」
はここでくわっとリョーマを見た。
「アンタね、それが出来れば苦労しないわよ〜〜〜!恋なんてする必要ないわよ〜〜!」
バシっとぶったたくとリョーマは恨めしそうにを見た。
「何〜〜?リョーマにはっ、恋する乙女心が分からないのよね〜〜〜」







「あれっ?ちゃ〜〜〜ん!」
「ほえっ」

まさにアンパンにくらいつこうと口を大きく開けたところで後ろから抱き着かれた。

「ぎゃーーーっ、アタシのあんぱんが落ちる〜〜!・・・ってエージ先輩じゃないっすか」

は自分に抱き着いて来た相手を確認した。

「も〜〜エージ先輩、アンパンが危険でしたよ!」
「ごめんにゃ〜〜。ってあれっ、おチビもいるじゃん。可愛いちゃんと一緒にお昼なんてズルイにゃ〜〜」
「・・・ちっす。コイツ煩いだけっすよ」
「な、なにを〜〜〜!」




「クス。やっぱりちゃんは面白いね」



・・・。

え?




が恐る恐る振りかえると。

そこには。



「・・・ふ、不二先輩までっ・・・!?」
「そんなに驚かなくても。英二と僕は同じクラスなんだから一緒にいても可笑しくないでしょ?」
「ちーっす、不二先輩」
「あれ、越前君。僕たちもお邪魔していいかい?」
「俺は別に。どーぞ」

すっとリョーマが自分のいた場所を譲るもんだから。

ふ、不二先輩が私の隣の席に〜〜〜!!!


「そっちの彼女は誰にゃ?」
「あ、私の親友の砂原蛍です。ヨロシクでーす、菊丸先輩、不二先輩v」
「前に一度練習見に来てたよね」
「よく覚えてるにゃー、不二」
菊丸がお弁当のソーセージをかぶり付き、もごもごさせながら言った。

「まーちゃんと話してたからね、っていうか英二汚いよ・・・そういえば、ちゃんと越前君が仲良いってホントだったんだね」
「そんなことないです、同じクラスだからですよー」

とっても笑顔で可愛らしい声で受け答えるを見て蛍が再び吹き出す。
目は恋する乙女そのもの。

それを見たリョーマはボソっと漏らした。

「・・・・・・・・・猫かぶり

「・・・・・・何か言った?リョーマ君?」(ニッコリ)
「・・・・・・イエ、何も」

「あ、そういや、俺噂で聞いた」
菊丸が思い出したように口を開く。

「おチビとちゃんって付き合ってるってホント?水臭いにゃー、俺たちには教えてくれたっていいんじゃないのー?」
うりゃうりゃと英二がリョーマの頭を小突いた。



ぶほっ・・・。


は飲んでいたカフェ・オレを思わず吹き出しそうになった。


「なっ、なっ・・・!」(←これは
「え、それは・・・」(←こっちはリョーマ)


「違いマス!!!(力説)」


はスゴイ勢いで思わず否定しまった(をいをい・・・)


思わず隣にいた不二は吹き出し、をどういうことなの?と聞くように見た。
「あの・・・実は・・・」

「だからつまり、を先輩方の親衛隊から守る為っすよ。俺の彼女って事にしておけば、手を出されることもないかなと思って」
「リョーマ、それじゃ先輩方に悪いじゃない!」
「でも真実じゃん。先輩達にくらいホントのこといっといた方がいいんじゃない?」
「うー・・・」
核心をついてるリョーマには思わず黙った。
先輩方―――というよりこれから先不二先輩に誤解されたままなのが辛いのは本当だったし。
英二先輩がそこでなーんだ、というように鳴いた(にゃーってネ/笑)。

「例え嘘でもちゃんみたいな可愛い彼女を持てるなんておチビズルイにゃー」
「いや、でもコイツ、別に好きなヤツいるし」







ぶほっ・・・(再)





「りょっ、リョーマ!!何言い出すのよ!!」
「あっ、唯織ちゃん、その慌てようは本当にいるんだにゃ?」
猫耳をぴくっとさせて英二はだれだれ?とに聞いてきた。

「レギュラー陣の中かな?」
「やっぱ手塚?大石はあれでも、優しいしモテるんだよにゃ。でも年近いからー・・・桃とか?ああ、不二だ!」

ここでぐぁぁぁっと顔が赤くなったは隠すように顔を下に背けた。

「ちょっと英二、そんな風に問い詰めちゃちゃんが可哀相でしょ。女のこなんだから」
「だってー。不二だって気になるだろ?」
「んー・・・ボクは・・・」

不二はを見てニッコリとし、「大体解ったかな」と言った。

「さて、そろそろ予鈴だし、ボクたちは行くよ。また部活でね」
「またなっ!」

そういって二人は3−6に帰っていった・・・。

二人が去った後・・・




「わ。わ。わ。わ。わ」
「何語喋ってるのよ」
「だ、だ、だ、だって!!先輩が!!あんなに近くに!!」
意外と純情少女だったのねー」
「なによぉー」
「さてっ、私達も教室戻らなきゃネ」










教室に戻って午後の授業を受けている最中―――(授業中の先生の話は右から左)
は先生の話をぼんやりと聞きながら不二の台詞を思い出していた。
不二は大体の好きなヒトがわかっていると言ったが、本当のところどうなのだろう。
折角秘密事項であったリョーマとの関係をあっさり暴露してしまったのに、ここで肝心の不二に勘違いされたのでは溜まらない。

は、直接不二に聞いてみようと決めた―――















「不二先輩vお疲れ様でっす。はい、タオルとポカリです」
ちゃん。ありがとう」
「あの、先輩お願いがあるんですけど・・・よかったら帰りに買い出しに行きたいので付き合ってくれませんか?」
「僕に?」
「はい―――あの、先輩の家の方の○△駅周辺まで行きたいので」
「―――いいよ。じゃ、帰り待ってるね」
「ありがとうございますvじゃ、また後で」

不二先輩とデートだーーー!・・・じゃなくって。真相確かめる為だもんね。
もちろんっ、買い出しも本当だけど・・・。
明日から地区予選が始まるからそのための準備が・・・。

は終わった後のことを考え少しドキドキし、足りない用品を紙にまとめて書き始めた・・・。



















「不二先輩ー、スイマセン、お待たせしましたっ」
「大丈夫、そんなに待ってないよ。マネージャーお疲れ様」
「イエイエ。先輩もお疲れ様っす」

バスで駅前まで行って道中いろいろな話しをした。
こんなに長く一緒にいて話すのは初めてだったのですごく緊張したが、不二の、また違った面が見られては嬉しくなった。
薬局に入り必要なものを買った。
「エージ先輩のために」とかいいながら無駄にバンソーコ買ったりして(笑)


「あ、あのっ・・・今日はありがとうございました!」
「いいよ。僕も楽しかったし。昼間の―――砂原さんだっけ?あと越前君と・・・3人はホント仲が良いんだね」
「そうですか?あ・・・あの、先輩?先輩昼間に会った時私の好きな人大体解った、って言いましたよね・・・あれって―――」
「ああ、あれ―――」
「あのっ、誰のこと言ってるんですか!?私―――気になるんですけど!」

くっと問い詰めたに不二は少し驚いた顔をした。

「あ、スイマセン・・・急に」

はそのままスタスタと進み、3メートルくらい先まで進んでくるっと振り返りまた不二の前まで戻って来た。

ちゃん?」
「あの、もう聞いても仕方ないから言っちゃいますけど。私は不二先輩が好きです。もう大好きです。初めて会った時から大好きです」

・・・。(無反応?)

はその後自分のしたことを自覚して顔を真っ赤に染めた。


「え・・・っと。まさかちゃんの好きなひとって僕?」

不二が確認するように言うとは開き直ったのかニッコリと笑って頷いた。(ここまで開き直れるのもスゴイよ・・・)

「私不二先輩がずーーっと好きだったんですよ!今だったら、お嫁サンにするの考えてくれますか?」

は一気に結婚話にまで発展して真剣に言った。
不二はふっと真剣に考えて言った。



「まさか僕だと思わなかったから・・・。・・・そうだな、ちゃんと考えるから時間貰ってもいい?」


「は、はいっ。よかった〜〜〜フラれなくて」
はほっとしたようにニコっと笑った。
それを見て不二はまた何か思い出しそうになる。

ちゃん・・・前に僕達どっかで会った・・・?」
「き、気のせいじゃないっすか・・・!?」

あははーっと笑って誤魔化すに不二はとりあえず納得した。
















家に帰っては早速蛍に電話をかけた。

「うそっ」
「ホントだもーん。告白しちゃったよ。もう遠慮しないんだから!」
話を聞いた蛍サンビックリ。(そりゃーねえー)

「そ、そんで不二先輩は!?返事はなんて!?」
「考える時間をくださいって。しかも先輩に家まで送って貰っちゃったよv」
「そっかー。じゃ、結構いい反応なのかな?」
「どうだろう・・・」
「ま、ともかく、頑張れ!」
「おうよ!話し聞いてくれてあんがとね。明日は地区予選だから学校行かないけど。また明後日ね」
「そうなんだ。越前君にも頑張ってっていっといて」
「おっけー。んじゃねv」


電話を切った後も、今日の事を考えて、は中々寝つけなかった・・・。




written by koo hiduki .....



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くっはー!!今回はかなり不発!!こんなモンを人様の目に触れさせてスイマセン・・・><;
でもコレ以上は書けないし・・・。言っちゃいましたね、不二様好きだって。

というか言わせたのは私だ(死)

だけどさっさと言わないとこのSLの主人公ちゃんではないのデスよ!!
でもあっさりと物事は運ばせませんから・・・。地区予選といえば他校生も出てくる予定(予定は未定)です。
いろいろお付き合いくださいませv



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