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PiPiPi・・・ 目覚まし時計がけたたましく鳴っている。 「?いい加減起きなさい、何回ベル鳴らしてるのー?」 「はぁーい!!・・・ん」 何回も鳴ってくれた目覚まし時計に感謝すべきなのか。 「んー・・・9時半・・・・・・・・・」 もう少しでもう一度落ち掛けた瞼を一気に広げた。 「ああ!?九時半!??」 青学の集合時間は10時だった。 SECRET ☆ LOVE 9 それからのは凄かった。 遅刻常連のといえど、こんなに最速で準備を終えたのは初めてかもしれない。 トータル所要時間:5分 驚愕である。 この5分の間に制服に着替え、髪を整え、顔を洗い・・・朝食は食べてませんが・・・まー詳しい時間配分はコレ以上突っ込むのは止めましょう(笑) ちなみに管理人の最高記録です、コレ。いや、3分くらいの時もあったかも・・・(え)。ホントに女か。(死)・・・どうでもいいです、そんな話。 ふへー。 こてっとなりながらは近くのベンチに座って休憩していた。 「」 ふと声がして顔を上げるとリョーマの声がした。 「リョーマ!珍しいねー。アンタが遅刻しないなんて」 「まーね。桃先輩に迎えに来て貰ったから」 「それって桃先輩のお陰って事じゃない」 「うるさいよ。あ、これ。やるよ」 「へ?」 は手渡されたファンタを見た。 「試合だから。ぬるくなるし」 は素直じゃないリョーマの優しさを有り難く頂くことにした。 「さんきゅっ☆聞いて欲しい事もあったんだけど・・・今はとりあえず頑張って来い!」 リョーマを送り出してから、は肝心な事を思い出した。 「・・・アタシ、炭酸苦手なんだっけ」 でも喉乾いていたので少しずつ飲もうと缶の蓋を開けた―――。 「越前と桃がダブルス!?」 「さっき受付に登録したオーダーだよ」 「どうしたの?」 オーダーを気になっていたのではファンタを持ったままオーダー表を覗いた。 「ああ・・・部長出ないんだ・・・そりゃそーか」 はなんとなく部長が肘に気を使っているのが判っていたので何も言わなかった。 それより―――・・・ 「どーゆー風の吹き回しよ、あのリョーマがダブルスなんて」 「アイツに協調性なんてカケラもないじゃないかよ」 「堀尾君、それは言い過ぎだよ。しかもさっきから見てても黄金ペアに比べて全然息合ってないし・・・」 「そりゃ、カチロー君、あの二人は長年組んでるし。まー・・・なんとなかなるといいけど」 はその場を離れて、意を決してあるひとのところへと向かった。 「不二先輩、おはよーございます」 「・・・おはよう」 不二は少し驚いた顔をしての方を見た。 「そんなに驚かなくても―――あの、昨日の・・・困らせてしまってるんでしたらゴメンナサイ!」 「・・・」 「あの、私待ちますから!今は試合に集中してください」 「・・・ありがとう。ちゃんと、考えるから。ね?」 その笑顔にはメロメロになるのですー・・・!とか思いながらはふら付いた体を無理矢理起こし笑顔で不二を送り出した。 「はい!頑張ってきてくださいね!」 不二先輩・・・ 真剣に考えてくれてるんだ・・・ それは自分にとってはキツイ執行猶予期間が増えただけのことではあるけれど、それでも。 まだ、振られたわけではない。 「頑張るしかないっしょ?」 自分に問い掛け、はリョーマと桃先輩の試合の応援に急いだ。 終わってみれば青学は圧勝だった。 不二先輩の公式戦初めて見たけれど、すごくカッコいい・・・vっていうか強いです!さすが先輩! 「リョーマっ」 「・・・」 「次の試合、謹慎なんだって?慣れない事するからだよー」 「・・・うっさいな」 「普通空いたスペースを補佐するのがダブルスのやり方でしょー。それをあんな・・・って、もしかしてダブルス初めてだったとか?」 「・・・・・・・・・」 「え?マジで?本当なの!?・・・無謀な」 「でも勝ったじゃん」 「リョーマ、勝てばいいというもんではないだろう。いいからホレ、応援せんか」 竜崎先生がリョーマを小突いてリョーマも応援し始めた。 はその場を離れて今試合している選手のための準備をしようとその場を離れる。 同時に今やっている水の淵中との対戦が終わり、青学の決勝進出が決まった。 が次のコートに荷物を運ぼうとパタパタ走っていると――― どんっ・・・ 「きゃ・・・」 「うわ・・・」 誰かにぶつかっては急いで起き上がり、ぶつかった少女に手を伸ばした。 「ご、ごめんなさいっ、前見てなくて―――平気ですか?」 「ええ、大丈夫よ。気にしないで」 にこっと笑ってそのこは肩までの髪を揺らした。 (わ・・・かわいい) 「貴方、青学のひと?」 「あ、うん。マネージャーなの」 「ふうん。大変そうね」 「うーん。そうかな。でも楽しいよ」 「そう?私もたまに兄に言われて手伝ったりするけど・・・皆人使い荒いんだもの」 「兄?あなたはどこの学校のひとなの?」 「橘杏!次の青学の対戦校、不動峰の主将の妹よ」 「私、。そっかー、次の対戦校さん・・・じゃーライバルだね」 「そーなるわね。まー私たちが戦うわけじゃないし」 そして杏の向こうでは黒いひとたちが手塚部長と握手を交わしていた。 「あれが貴方のお兄さん?」 「そう。強いのよ・・・手塚さんとどっちが強いかしらね」 「部長もスゴイ強いよ?・・・って、あ、リョーマってば」 見るとリョーマが不動峰の代表のひとと同じ事をして相手を挑発している。 手元を見ないでテニスボールをラケットの淵で操る―――至難の技だ。 「クス・・・あのこ、余程負けず嫌いなのね。ダブルスの時といい」 「見てたの?」 「ええ。私玉林のひとたちとはよく一緒にテニスをするから」 面白い試合だったわ、と満足そうに笑った。 「じゃ、またね」 ニコっと爽やかに去っていく杏を見送った。 対不動峰戦――― それは誰もが予想しない進み具合になった。 ダブルス1は棄権負け・・・。 不二先輩は皆を信じてるってことがわかった。 河村先輩を気遣っての棄権だったから―――それも、不二先輩も優しさ。 こうなったらちゃんとリョーマには勝ってもらわないと! 「おっと、ちょっくらタカさんの病院に行って来るか。皆で迎えたいよな、優勝」 「あ!桃先輩!私も行きます!」 リョーマの試合も気になるけれど―――今は、それより。 側で桃先輩の会話が聞こえたのでも急いで後を追う。 「お?・・・ちょいーっと待ってな、」 「はい?」 そう言って突然前を歩く桃先輩が走って行ったかと思うと―――他校生を殴り倒しているではないか。 ん?よくみたら女のこを助けている? あれ、あのこ―――・・・ 杏ちゃん!?・・・と桜乃ちゃんじゃない。 「桜乃ちゃん、応援来てくれたんだね。杏ちゃんも、また会ったね」 「「あ、ちゃん」」 二人の声が重なる。 「え?ちゃんは橘妹のことを知ってるのか?」 「いや・・・さっきそこで少し話したんで・・・。それより、二人とも急がないと試合終わっちゃうよ?」 「あ、いっけない。それじゃ、またね、モモシロ君に、ちゃん」 「桜乃ちゃんのこと、よろしくね、杏ちゃん」 二人に手を振って見送りそのまま病院へ急いだ。 「桃先輩〜。早いっス〜」 「あ、スマンスマン。そーいやさー聞いてもいいか?」 「はい?なんですか?」 移動中のタクシーの中では初めて桃先輩とじっくり話した。 「そーいや、こんな風に話すのは初めてだよな。ちゃんと越前は付き合ってるんか?」 「は、はいいいぃぃぃぃ!?」 「いや、仲良いしよ。・・・その様子だと違うのか?じゃー好きなんか?」 アイツもてるなぁ・・・いけねーな、いけねーよ、と心の中でぼやきながら桃はぼけっと聞いた。 「私、好きなひといますから」 きっぱりとは言った。 「リョーマも知ってますよ。アイツとは―――だからホントいい友達ってカンジかな。親友みたいなもん・・・と、あたしは思ってマス;アイツがどーかは知らないけど」 「へえ・・・」 越前の方はどーなんだろーな、と桃は思った。 「あ、じゃ、ちゃんの好きなひとって―――」 「それは一応秘密デス(にっこり)・・・あ、ココですよね?」 何だか上手く誤魔化された―――病院に着いて、兆度タカサンが治療を終えて出てくるところだった。 ま、おいおい判るだろう、と桃は楽観して、 車はそのまま会場へと逆戻りしたのだった・・・。 written by koo hiduki ..... >>> 不二:「・・・」 ぐは・・・不発(またか)あれ?不二先輩?前回来れなかったからお早い登場で。 不二:「あまりの駄文だからせめてアトガキでも盛り上げてやろうと思ってね」 あーそりゃどーも。 不二:「で、一応聞くけど・・・空は、これでいいと思ってるわけ?」 ・・・うーん、思ってないかな〜。何ていうんですか、原作に沿って書いていたら とんでもないことになってしまったというか・・・でも目的である杏ちゃんと知り合うって とこはちゃんと果たしたしー。そしたら後は不二先輩とらぶらぶもーどに突にゅ・・・って不二先輩? 不二:「・・・飽きれてるんだよ。とにかく。これは酷過ぎると思うから、早く次を書くんだね。 大体僕の出番も少な過ぎるんだよ。一応メインなのに。これで許されると思ってるの?」 あ、なーんだ、不二先輩出番が欲しいんすか? 不二:「・・・・・・・・・・・・呪うよ?(微笑)」 その笑顔が怖いんDEATH!(叫びつつ遠ざかり逃げ) 不二:「アイツの始末は後でゆっくり考えることにして・・・? 次に会う時には本編で抱き締めたいよ。また来てね」(ニッコリ爽やかに去) ・・・行った?あーもう笑顔が怖いって。しかも不二先輩マジでやりそうなんだもん。(そろりと静かに去) 越前:「・・・まだまだだね」(様子を見てたらしい) |