Piiiiii…(目覚まし時計の音)

べちっ(目覚ましを消した音)

Piiiiii…(目覚まし時計の音)

べちっ(目覚ましを消した音)

Piiiiii…(目覚まし時計の音)

べちっ(目覚ましを消した音)



……(しつこくてすんまそん)





「ぎゃああああああ、おかあさん!何で起こしてくれないのー!!」





ともあれ、、相変わらずの朝を迎える。(笑)





SECRET ☆ LOVE 11








階段を駆け登っては教室に駆け込んだ。
息を切らせながら、クラスメートの蛍のもとへと歩み寄った。

「おは、おはよ〜〜蛍〜〜〜…」
「おはよー!っ、ささ、話聞かせないよー」

待ってましたといわんばかりの蛍の瞳にはがっくしと頭を垂れた。
手には数冊のノートを持っている。

「これ?」
「昨日やった授業ね。この3冊は今日はないから合間に写しちゃいなよ、って思って」
「有り難う〜!」
「どうせ授業中は寝るんだろうしさ」
「ヒドッ」
「それよりさっ、昨日は?勝ったんでしょ?」

一方、蛍はワクワク顔で待ち切れんといわんばかりの顔つきだ。

「勝ったわよ。…不二先輩と河村先輩ペアはデフォしたけど、青学3−1で勝ち。リョーマがラケットでまぶた切ったりとか河村先輩の腕負傷とかアクシデントが絶えなかった」
「越前君?大丈夫なの?」
「本人はそれでも試合続けるって言って結局勝っちゃったんだもん」
「えーっそりゃスゴイ」




「何の話」


朝練が終わったばかりといわんばかりの蒸気を漂わせてリョーマがの隣に座った。目には相変わらずの眼帯があった。

「越前君。おはよー。怪我、平気?」
「ああ…多分」

蛍がじいっと覗きこむようにリョーマの左目に自分の顔を近づけた。

「アンタ、その怪我で朝練出たわけ?まさか練習参加したんじゃないわよね」
「…それはさすがに先輩に止められた。自主トレしてきただけだよ。誰かさんと違ってね」
「う……」
「ああ、そうそう、部長に言われたんだった…『校庭50周。』だってさ」
「えええぇぇーー」

は絶叫しつつ、一体自分が走ったら何分かかるんだろう、とか真剣に考えた。


「……冗談だけど」
「…なっ……」

にや、と面白そうに意地悪く笑うリョーマを見て、は恨めしそうにリョーマを睨む。

「だってー昨日夜遅くまで頑張っちゃったんだもの……数学の提出」
「…数学?」
「ホラ、今日の放課後までに提出っていう、数学の問題集―――…ってリョーマ、アンタ、やったの?」
「………」
「…やってないのね」

ほら、とは自分のプリント(5枚綴り)をリョーマに渡した。

「リョーマも疲れてるしね。今回は特別。午後の紅茶のミルク一本で手を打つよ。上手く写してね、疑惑が残らないように」

勝手に貸しといてモノを要求するなんて理不尽だと思いつつも、有り難くプリントを借りるリョーマだった…。












放課後、掃除を終えて、部活へ向かう、リョーマとの耳に見知った声が聞こえた。

「どうしてよッ」

まるで昼ドラ、もしくは学園メロドラマのような台詞を吐く女の声。
どっかのカップルの痴話喧嘩だろうとそのまま通り過ぎようとした二人は次の言葉で振りかえった。

「だって私は今でも貴方のことを―――周助!」



えっと。

えーっと。

しゅうすけ?不二周助先輩?



ぎゅるっとスゴイ勢いでは振り返り、リョーマと共に(定番の)茂みに身を隠す。
無理矢理引き摺られるように身を屈めたリョーマはあやうくこけそうになっていた。

「ちょっと」
「しっ、静かに!」

手でリョーマの口を塞ぎ、耳を澄ます。



「……香夏子、僕たちはもう…終わったんだよ…」
「それは……っ」
「それだけなら、もう行くから」


香夏子って誰…?(ホントにね)


がめまぐるしく、頭の中を展開させていると―――





「で、そこの君達はいつまで覗き見しているつもりかな?」

ホラやっぱり、この先輩が覗き見なんて甘いことを許すわけないじゃん―――とリョーマがこちらを睨んでくる。
この『君達』はどうやらホントにとリョーマのことらしい。
見れば、“カナコ”さんとやらは既にいなくて、むしろ不二先輩がリョーマの背後にいること自体にビックリする。


「ふふ、不二先輩っ」
「覗きはいけないなぁ、ちゃん」
「…す、すいません…ッそんなつもりじゃ……」

うぅ〜〜気まずいッ。

が困った顔をしていると不二先輩の方から助け船が出る。


「まぁ、別に困るようなことははなしてないし。早くしないと、二人とも部活に遅れるよ?」
「あ、はいっ」


あのひとは、だれ?

聞きたかったけど、隙を与えない先輩にはとても聞けることではなかった―――。





しかし。

初めて先輩による女の影―――、
その正体はあっさりとわかった。

そう、先輩のクラスメートであり親友のおしゃべり(失礼)な英二先輩の口から。



「カナコ?……ん〜〜〜あっ香夏子先輩のことかぁ」

ぽむ、と手を打ち、英二先輩は聞きもしないことをべらべらと沢山教えてくれた。

ちゃんの前にいた2こ上のマネージャだにゃ。不二とはー、1年くらい付き合ってと思うよ」

こっそりとコートの角で耳を立てる。

「あの頃の不二はかなり荒れてたにゃ。でも、今だになんであの二人が別れちゃったんだがわかんないだよにゃー」
「え?」
「あんなに大恋愛!ってカンジってだったのににゃ」
「そう―――なんですか」

そこで英二先輩はパートナーである大石副部長に呼ばれ仕方なく話しは中断された。

“大恋愛”―――か。
昨日の様子だとまだカナコさんはまだ不二先輩のことが…。
そう、あの不二先輩の表情もまだ心のどこかでカナコさんのことを想っているというカンジだった。




「あ、リョーマ」
「英二先輩と何話してたの」
「あぁ…カナコさんのこと」


英二先輩に聞いた話しをそのままリョーマに話す。
リョーマは黙って聞いてただけだった。

「ふーん」

リョーマは慰めもしないし、何も言わなかった。
でも私の話しは聞いてくれる。
なんだかんだでコイツは結構協力的なんではないか。





「まぁ聞いたところでしゅーちゃんへの愛が変わるでもなし」
「……俺はあっちの方がより何倍もオトナっぽくていいと思―――いて」

余計なことを言い出すリョーマの頭をとりあえず思いきりぶん殴った。


過去のひとは過去のひと!

はまだまだ前を見つづけるのだった―――




written by koo hiduki .....



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えーーーーーっと、言い訳しないと(滝汗)あまりに前過ぎて話しがぶっ飛んでる可能性が…
スイマセン、ごめんなさい。なんかもうとりあえず次回はホントに吹っ飛んで
王子vs手塚部長に行こうと思いつつ…ではっ(逃亡)

手塚:「なんだ…あいつは俺に任すと言って行ってしまったぞ。
なに?前回のリベンジ?………余計なお世話だ。
…こういうのは……菊丸とかの方が得意なんだが……」

(部長が続かなくなったようなので英二君にバトンタッチ☆)

菊丸:「えーこれだって不二のドリームなんでしょ?
不二が来た方がみんな喜ぶんじゃないのー?
えっとー、みんな来てくれてありがとにゃ♪
最後とかおチビの方が活躍してるような気がするにゃ……え?
決してリョーマドリではありませんだって…強調しとけって。
これから英二君の活躍の場もあるからみんな楽しみ待っててにゃ☆
じゃ、また今度にゃ〜〜〜(一体いつになるやら)」



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