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A thought to confirm ..... for SENGOKU FESTA'01 「いやーやっぱ青学の女のコは激かわいいなぁ・・・」 以前にもこんな台詞を吐きながらこの青学に訪れた1人の他校生が、再びここにやって来た。 千石清純、山吹中学3年生である。 前回同様・・・青学レギュラーの偵察に来たのもあるのだが・・・今回は別の目的もあった。 前回会った時から気になって仕方ない、あの生意気1年レギュラーにもう1度会う為である・・・。 この気持ちを確かめる為にももう1度会う必要がどうしても会った。 「さて・・・テニスコートは・・・っと」 もう何回も来ているので大体場所を覚えたので迷わずテニスコートの方に進む。 ※他校生の制服はすごく目立つと思うのだが、ラッキー千石くんにはそんなこと関係ないようです。 「あ、手塚くんだ!」 コートが見えたところで真っ先に目に入った中央で「校庭30周!」とか言ってるそのひと(実際言ってないが)、青学テニス部部長・手塚国光。 その後、菊丸、不二、桃城・・・とレギュラーは目につくものの、肝心の1年生くんが見当たらない。 「山吹の千石じゃないか」 キョロキョロしているとフェンス越しに声がかかる。 「あ、乾くん〜」 レギュラー落ちしてからコーチに徹している乾だった。 乾の目の前で練習しているのは・・・レギュラー陣。手塚・海堂・河村・不二・桃城・菊丸・大石・・・。やっぱりいない。 「越前君は??俺越前君見に来たのに」 「越前の偵察か?残念ながら今日は図書委員で、遅れてくるぞ」 「ふーん。そーなんだ」 もう用は済んだとばかりにコートを後にしながらどうするか考える・・・。 そして、決心したように校舎の方へ入っていった。 『図書館』 建物の奥にひっそりと立つ建物。こんな立派なのがあるなんて青学金持ちだな・・・と思いつつ歩みを進める。 場所は女のコにちょっとニッコリ笑って尋ねたらすぐ教えてくれた。やっぱ俺ってラッキーv(関係ない気もしますよ、千石サン・・・) きぃ・・・とゆっくりドアを押すと中はすごく静かだった。 ちょっとキョロっと辺りを見まわすと誰もいない。 さすがに他校であることと、図書館というもの自体をあまり利用しないのが、千石の動きを硬くした。 「越前君はいるかな・・・っと」 静かに・・・と必要以上に足音まで潜めながら中に入っていく。 「ねえ・・・部外者は立入禁止だと思うんだけど?」 ふいに後ろから声がかかる。見知った、あの生意気な言葉。 「え、越前君・・・っ!!」 俺ってばすぐ会えちゃうなんてやっぱラッキー!とか思いながら神に感謝する(笑) 「・・・・・・アンタ誰だっけ」 「そ、そんなぁ〜・・・」 この後に及んで彼はまだ覚えてないというのか。 千石はちょっと悲しくなった・・・。 「どうでもいいけど、そこどいてくれる」 数冊の本を本棚に戻そうとしているのか、リョーマはふっと千石の前を通り過ぎてく。 「あ、ちょっと待ってよ・・・っ」 「越前君ってさ〜ちっちゃくってかわいいよねえvv」 「・・・・・・」 「生意気なところもちょーかわいいって思うんだけど!!」 「・・・・・・」 「ねーねー俺の話聞いてるー?」 聞いてるも何も。ここまで罵倒(としか聞こえませんよ、千石サン)されて何を聞けというのか。 「アンタさ・・・何しに来たわけ?」 「え?越前君に会いにだよ?」 「は?俺に会いに来てどうするわけ?」 「・・・うーん。そこまで考えてなかったなぁ。ただ越前君にもう1度会いたかったんだよね」 あそ・・・と興味なさそうに本を本棚に並べる。脚立を使わなきゃ届かないところがまたかわいい(笑) 「んしょ・・っと」 リョーマが一番上の棚に脚立にも背伸びをしていれていると脚立がぐらつき、リョーマの足元が浮いた。 「・・・うわっ」 「あぶな・・・っ」 咄嗟に千石がリョーマをしっかり抱きとめる。 「危ないなぁ〜・・・あんまり無理しちゃダメだよ」 小さ過ぎてすっぽり千石の腕の中に納まるリョーマ・・・千石は思わず抱き締める腕の力を込めた。 「大丈夫?」 「大丈夫だけど・・・あ、ありがと・・・」 少し顔を赤めながらお礼を告げるリョーマがまたカワイイ。 「う・・・」 千石はリョーマにごめんね、と小さく呟きその唇を塞いだ―――リョーマの目が驚きで見開く。 「・・・はっ・・・や、めっ・・・」 貪るようにリョーマの口を満喫してようやっと千石は解放した。 「何、すんの・・・っ!?」 「ゴメン・・・俺越前君のこと好きみたい」 依然悪びれた様子もなく―――まるで普通のことのようにそう告げる。 「んなっ・・・」 慌ててるのはリョーマの方で。 いきなり来てこの男は何をおっしゃるか。 「返事すぐじゃなくて、いーよーvゆっくり待つし。でも!」 キミは絶対俺を好きになるよ――― ニコっと笑ってそのまま図書館を出ていく。 後には真っ赤な顔のリョーマだけが残って。 「何・・・勝手なこと・・・」 それでも今のキスに気持ちよさでさえも覚えたリョーマだった・・・ written by koo hiduki ..... 王子が初々しいな。 |