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<不二様お誕生日おめでとうございますSSS> 3月1日0時0分――― 時計の針が日付の変更を知らせた。 「あ。・・・過ぎちゃった」 リョーマが時計を見て不二に言った。 不二も時計を確認し、自分がまた一つ歳を取ったことを知る。 「ん?・・・あ、ホントだ」 「先輩、誕生日おめでとう」 「ん、ありがと」 「またこれで3歳差になっちゃったね」 「愛さえあれば、年の差なんて気にならないよ」 「何それ。古い台詞」 「そう?・・・ねえ、それより」 「ん・・・何?」 「プレゼント・・・くれる?」 「普通自分から要求したりしないよ。やっぱ先輩って欲張りだね」 「君のことに関してだけだよ」 「・・・先輩が望むならあげるよ」 じゃぁ・・・ と不二がリョーマを抱き締めた。 リョーマが不二の腕の中で彼を見上げると――― 「・・・ちょーだい?」 リョーマは返事をする代わりに微笑んだ。 |